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木のある暮らし


今夏のインターシップをきっかけに

信州大学の農学部学生と共同でエコプロ2017出展に向けて準備を進めています。

本日出展の打合せをしながら「木育」というキーワードが出てきました。

最近よく見かけるワードですね。

調べてみると…

『「木育」とは、幼児から高齢者までを対象とした、生涯にわたる幅広い活動 。木についての様々な体験は、単に木についての理解を深めるだけでなく、鋭い感性や自然への親しみ、森林や環境問題に対する確かな理解の基礎を育むもの。』(木育.jp)

もちろん今回の出展でも「へぎ板のしおり」を来場者に配布することで、自然の素材に触れてもらい、その良さを感じてもらうこと=つまり「木育」も大きなテーマになっています。

私が進めている様々な活動も、この「木育」に当てはまるのかもしれません。

取組としては大変素晴らしく、全国的に普及していくことで森林の活用や木の良さの再確認、

ひいては日本の自然を守ることにつながって行けば、木を扱う者として嬉しい限りです。

ただ、こういった「木育」というキーワードが注目されるその裏に、日本人の「木離れ」があることを忘れてはいけないと思います。

あえて教育をしなければ触れる事もない、それほど私たちの生活と森はかけ離れてしまったのかもしれません。

私は自然豊かな村で生まれましたので、遊びのフィールドはいつも自然の中でした。

森の中に秘密基地を作ったり、ターザンごっこをしたり、木登りはもちろん。

遊びの道具も山の中で作り、毎日のように暗くなるまで遊んで、しまいには母親に怒られる…。

時代は経過し、子どもたちが山に入ることは少なくなりました。

でも日本は相変わらず自然豊かな国です。

私の地域も昔と変わらず多くの森が残っています。

何が変わったのでしょうか?

そんな事を考えながら、彼女たちの真剣な眼差しを追いかけています。


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